beatmaniaで使用されるマイクロスイッチと互換品番まとめ

似たようなスイッチがたくさんある中、物によって在庫があったりなかったり、値段が安かったりとするので、同等に使用できそうなスイッチの自分用メモ。

ただし、厳密には構造が異なっていたりして同等ではないかもしれないのであくまでメモ、同等に使用できる保証はしない。

各型番のリンク先は自分が普段利用しているモノタロウの商品ページ。
太字は純正を表す。

純正マイクロスイッチ

  • V-10-1A4
    0.98N
    三和ボタンをスイッチ付きで買うとついてるやつ。
    5鍵beatmaniaや旧IIDXの純正。
  • D2MV-01-1C3
    0.49N
    IIDX LMの旧純正。
    廃盤のためCH以降はVXへ移行。
  • VX-01-1C23
    049N
    CastHour以降の純正。

互換部品の考え方

オムロン社のマイクロスイッチには以下のような品番の差がある。

  • 定格
    許容電流量の差。
    大電流を流さないbeatmaniaのボタンではほぼ関係なさそうなので変えても大丈夫かも?
  • アクチュエータ
    スイッチを押すボタンの形状。
    通常は何もついていない「ピン押しボタン型」を使用する。
    レバーのついた型番を購入してもレバーを根元で折れば、同じように使用することは可能。
  • 接触仕様
    ボタンを押していない間は回路が開かれている(繋がっていない/NO端子)「常開形」。
    ボタンを押していない間は回路が閉じられている(繋がっている/NC端子)「常閉形」。
    両方の端子を備えている「双投形」。
    純正で使用されているのは「双投形」だが、通常使用するのはNO端子のみなので「常開形」でも問題ない。
  • 端子仕様
    「はんだづけ端子」、「#187タブ端子」、「#250タブ端子」の3種。
    「はんだづけ端子」と「#187タブ端子」は端子内の穴の大きさが違うだけで大きさは変わらない。
    筐体の配線に使用されているのは#187平端子なので、「はんだづけ端子」か「#187タブ端子」であれば使用可能。
  • 動作に必要な力
    スイッチの重さを変える際に最も考慮すべき箇所。
    重さによって型番の数字が変化する。

つまり、同じシリーズ内でも定格・接触仕様・端子仕様は変更しても同等に使用できそうなモデルが存在する。

この記事では、同じシリーズ内で同等に使用できそうな品番違いを列挙する。
シリーズが異なると感触も違うため、シリーズをまたいでの代替品は考慮しない。
またレバー付きを折って使用する案や、重さの違いも考慮しない。

V-10-1A4

Vシリーズの品番一覧
V 小形基本スイッチ/種類/価格 | オムロン制御機器

重さは、末尾の数字が4なら0.98N、5なら1.96N、6なら3.92Nとなる。

10Aはんだづけ端子#187タブ端子
双投形V-10-1A4V-10-1C24
常開形V-10-3A4V-10-3C24
15Aはんだづけ端子#187タブ端子
双投形V-15-1A4V-15-1C24

その他に耐熱型や、熱可塑性ケースの定格21A、16A、11Aのシリーズが存在するが今回は除外。

D2MV-01-1C3

D2MVシリーズの品番一覧
D2MV 小形基本スイッチ/種類/価格 | オムロン制御機器

端子仕様ははんだづけ端子しかなく、接触仕様も双投形しかないので型番違いは定格のみ。

どちらも2023年3月で受注終了予定となっている。
推奨代替品はVX-01-1A3とVX-5-1A3とされている。

VX-01-1C23

VXシリーズの品番一覧
VX 小形基本スイッチ/種類/価格 | オムロン制御機器

重さは、末尾の数字が3なら0.49N、2なら0.25Nとなる。

0.1Aはんだづけ端子#187タブ端子
双投形VX-01-1A3VX-01-1C23
常開形VX-01-3A3VX-01-3C23
5Aはんだづけ端子#187タブ端子
双投形VX-5-1A3VX-5-1C23
常開形VX-5-3A3VX-5-3C23

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