新居完成
2020年2月、新居が完成。
テレビの壁掛け器具を取り付けたりと引っ越しの準備を進める。
家の引き渡しのタイミングで施工業者さんから窓の外し方などを教わり搬入経路の最終確認を行う。
この時点で、本当に搬入できるのか不安しかない。
搬出当日
無茶をなんとかすることに定評のある大学時代の友人から、大会運営で筐体搬入経験のあるトップランカーまで総勢10人ほどが集結。
そして運搬用にはハイエースをレンタル。
通常筐体の運搬にはパワーゲート付のトラックなどを利用するのですが、今回は全バラ済ということもあり寸法的にハイエース2往復+自家用車での細かいパーツ運搬で足りると判断。
搬出の流れ
前の記事でも記載の通り、搬出元のドアは幅が足らず通らないため窓から出すしかないという状況。
事前に元の所有者の方に搬入時の状況などをヒアリングしつつ、現地での作業説明用にCADで図を作成。
よっしゃこれで行けるやろ!(フラグ)
いざ搬出
人が集まり次第早速筐体を持ち上げる。
中身のない外枠だけの筐体だが木製なこともあり、安定して持ち上げるには最低3人は欲しいくらいには重い。
持ち上げて窓にアプローチするも…
それではいざ!
事前の説明通り、コンパネ側が窓を抜けたら背面を…ん?
どうにも窓を通りそうにない。
とりあえずブラウン管、スピーカー、コンパネなどの小物を先に運ぶ組と、窓から出せない原因の調査組に分かれる。
原因究明と対策
元の所有者の方に尋問 再度ヒアリングを行う。
前はあのやり方で入れたって言ってませんでした?
当時、他の筐体も搬入していたのでそっちをメインに作業していて…。
5鍵の搬入は作業していた友人があのやり方でゴリ押したと聞いただけなんです。
そして調査していた大学の後輩から衝撃の事実。
なんかこの辺、接着剤で付け直したっぽい跡がありますよね。
多分本来外れないパーツを無理矢理外して、搬入後に付け直したんだと思います。
なので搬入時に外したと思われる、このあたりの合板をまた引っぺがせば窓通ると思います。
…ご判断を
マジか。
まあ当時それで搬入したんなら今回もやるしかあるまい。
というわけで接着剤の剥がし剤やらハンマーやらバールのようなもので解体して再チャレンジ。
本来外れないフロントパネルを解体されあられもない姿の筐体ちゃん
無事ハイエースに積み込まれる。
搬入
なんとこの時点で日が落ちていたため搬入の写真がありません!
当初から予定していたとおり窓を外して庭から無事に搬入。
しかし予定より大幅に遅くなってしまったうえ、外しちゃいけない物を外してしまっているため当日は組み上げまでたどり着けず。
重量物だけは1人でどうにもできないから!とお願いし、上部スピーカーとブラウン管だけ搭載した当日の最終形がこちら。
その後
外したパーツ・破損した部分の補修など、1人で図画工作の日々を地道に続く。
なかなかどう補修したらいいか悩みつつ地道に修理して(面倒がって触らない日々の方が多かったけど)なんとか完成!
完成後は普通に遊ぶ以外にもヘッドホンアンプ付けたり、配信用に映像分岐させたり、ゲームシステムの自由研究したり、スクラッチ処理用のシリアル通信基板の解析したりするのですが、それはまた別の記事で…。
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