FD SAVIORの使い方　リカバリ編

FD SAVIORでバックアップしたデータを、フロッピーに書き戻すリカバリ手順について説明します。

リカバリにあたって

リカバリにあたって、いくつかの注意事項があります。

この手順はフロッピーのデータを書き換えます。
書き換えが発生する以上、データやフロッピーそのものが破損する可能性はあります。

(自分だって使っててデータ破壊されたくないので)最低限のテストは実施していますが、この手順を実施して損害が発生したとしても補償は致しかねます。

どんなに気をつけていても、正常なフロッピーを正常なFDDで読み書きしていても、場合によりフロッピーが破損することはあるものだと考えてください。(フロッピーを使っていたことがある人なら分かると思いますが…)

リカバリはFAT32にフォーマットされたUSBメモリーのみ対応しています。

アップローダーにあるデータについては、一度ダウンロードしUSBメモリーに保存してからご利用ください。

FD SAVIORでUSBメモリーに保存したフォルダ、またはアップローダーに保存されたzipファイルにも対応しています。

ファイルはUSBメモリー直下(ルート)に置いて下さい。(FD SAVIORで保存した場合は動かさなくてOK)
リカバリは最新の日付のものを使用します。

自分でコピーしたファイルやrawwritewinで取得したイメージファイルなどからリカバリする場合も、ファイル名を合わせれば使用可能です。
他のファイルより新しい日付になるよう名前を変更してください。
(例えば「2999-12-31_23-59-59」など)

FD SAVIORの書式に沿った名前以外のファイルにはアクセスしません。

リカバリ前にフォーマットは実施しませんので、フロッピーそのものに問題がある場合は先に別途フォーマットを実施して下さい。

リカバリ先のフロッピーは上書きされます。

USBメモリーとリカバリ先のフロッピーを挿入し、FD SAVIORのボタンを長押しします。

リカバリ実行中はLEDが紫色に点灯します。点滅したら完了です。

失敗した場合はLEDが赤色に点滅します。

黄色ボタンを長押しした場合は、
「XX-XX-XX_XX-XX-XX」というフォルダ または「XX-XX-XX_XX-XX-XX.zip」というzipファイルの中から、
最も新しい日時のものを探し、フロッピーにコピーします。

コピーなのでフロッピー側に同じ名前のファイルがあると上書きされますが、
フロッピーに関係ないファイルがあった場合も削除はされません。

青色ボタンを長押しした場合は、
「XX-XX-XX_XX-XX-XX.img」というファイル名の中から最も新しい日時のものを探し、
フロッピーにイメージ展開します。

イメージ作成時の状態に完全に戻るため、
フロッピーに入っていた既存のデータは全て削除されます。

この方法で復元したフロッピーのみ、beatmania III初代に読み込ませることができます。

ご不明点があればTwitterの@Lay31415宛にお気軽にご連絡ください。

使用方法、技術的な質問等なんでも結構です。お答えできる範囲にてお答えします。